笹本哲朗

名古屋地方裁判所

民事部 / 第8部 / 部総括

地裁部総括最高裁調査官事務総局経験20年以上
司法修習

53期

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匿名21時間前
私は民事訴訟の原告として、この裁判官が担当する法廷に約1年半にわたって出廷しました。以下、その経験を詳しく記載します。 まず、法廷での進行管理について。期日の開始時間は常に正確で、遅延はほとんどありませんでした。書面の提出期限についても厳格に管理されており、双方の代理人に対して公平に期限を設定していた印象です。準備書面の内容についても事前にしっかりと読み込んでおられ、期日の冒頭で争点を的確に整理してくださいました。これにより、無駄な議論が減り、訴訟の進行が効率的に行われたと感じています。 次に、当事者への対応について。私は本人訴訟ではなく代理人を立てていましたが、傍聴席から見ていても、裁判官の態度は終始落ち着いており、威圧的な雰囲気は全くありませんでした。相手方の代理人が感情的になる場面もありましたが、そのような場合でも冷静に対応し、法廷の秩序を保っていました。また、証人尋問の際には、証人が緊張している様子を察して、穏やかな口調で質問を始めるなど、配慮が感じられました。 争点整理の能力については非常に高いと感じました。複数の請求が絡む複雑な事案でしたが、争点整理手続において、各争点を明確に分類し、双方の主張の対立点を正確に把握されていました。中間的な論点についても、双方に釈明を求めながら丁寧に整理してくださり、最終的な争点が明確になった段階で集中証拠調べに移行するという、教科書的ともいえる訴訟運営でした。 和解についても一度勧告がありました。和解案の内容は、双方の主張をバランスよく反映したものであり、裁判官自身の心証をある程度示しながらも、一方的に押し付けるようなものではありませんでした。結果的に和解は成立しませんでしたが、和解の場での裁判官の説明は論理的でわかりやすく、和解を拒否した当事者に対しても不快な態度を示すことはありませんでした。 判決については、争点ごとに詳細な判断が示されており、認定事実の根拠も明確に記載されていました。一部の争点については当方の主張が認められませんでしたが、その理由付けは納得できるものであり、証拠の評価も適切であったと考えています。判決文の構成も論理的で読みやすく、法律の専門家でない当事者本人にも理解しやすい表現が用いられていたことは評価に値します。 訴訟指揮全般を通じて感じたのは、この裁判官が非常にバランス感覚に優れているということです。原告側・被告側のいずれにも偏ることなく、常に中立的な立場を維持されていました。また、手続の透明性を重視しており、訴訟の進行状況や今後の見通しについても、期日ごとに丁寧に説明してくださいました。 一点だけ気になったのは、書記官との連携において、稀に期日の連絡が遅れることがあった点です。ただし、これは裁判官個人の問題というよりは、裁判所全体の事務処理の問題かもしれません。 総合的に見て、この裁判官は実務能力が高く、当事者への配慮も十分にある優秀な裁判官だと思います。民事訴訟を担当する裁判官として必要な資質を十分に備えており、安心して訴訟を任せることができました。同様の事案で、この裁判官が担当になった場合には、公正な審理が期待できると考えています。今後のご活躍を期待しております。
★★★★☆
匿名23時間前
証拠の整理が丁寧で、双方の主張をしっかり聞いてくれました。