都道府県を選択して、裁判官を探すことができます

全国 2514 人の裁判官2 件の口コミ
下級裁

職業安定法違反、所在国外移送誘拐

判決データ

事件番号
令和7(わ)1677
事件名
職業安定法違反、所在国外移送誘拐
裁判所
名古屋地方裁判所 刑事第4部
裁判年月日
2025年11月19日

AI概要

【事案の概要】 被告人は、海外で特殊詐欺を行っている氏名不詳者らから求人の依頼を受け、テレグラムで接触した3名(うち1名は当時16歳の少年)を、タイ王国にある特殊詐欺グループの拠点に「かけ子」として紹介して雇用させた(職業安定法違反)。さらに、16歳の少年に対しては、家族関係の悩みに付け込み、高額報酬や海外生活の魅力を言葉巧みに伝えて誘惑し、旅券申請の同意書に父親の名前を記入するなどして海外渡航を手配し、自ら車で空港まで送り届けて出国させた(所在国外移送誘拐)。 【判旨(量刑)】 懲役4年(未決勾留日数70日算入)。裁判所は、日本の捜査権が及びにくく被紹介者が脱出し難い海外で特殊詐欺を行わせることを企図した組織的・職業的・常習的犯行であり、犯情は甚だ悪いと指摘した。被告人はリクルーターとして、かけ子の勧誘から渡航手配まで主導的に犯行を進め、特殊詐欺組織の人員確保に必要不可欠な役割を果たした。特に16歳の少年に対しては身体の自由を著しく侵害し、若年者に与えた悪影響も見過ごせないとした。被告人が闇金業者に脅されたと述べた点については、捜査段階で報酬目当てであったと供述していたことから利欲的な面も認められ、特に有利に考慮することは相当でないとした。他方、事実を認め反省の言葉を述べたこと、姉が更生施設への入所手続を済ませていること、前科がないことを考慮しても、執行猶予を付すべき事案とはいえないと判断した。

※ この概要はAIが判決全文をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な内容は原文をご確認ください。
判例データの一部は CaseLaw LOD(国立情報学研究所、CC BY 4.0)を利用しています。