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山口県上関町の原発建設計画をめぐり、中国電力が計画に反対する「上関原発を建てさせない祝島島民の会」に海上ボーリング調査を妨害しないよう求めた訴訟で、山口地裁岩国支部の小川暁裁判長は、中国電力の訴えを全面的に認め、島民の会に調査妨害の一切の行為を禁じる判決を言い渡した。島民の会は広島高裁に控訴する方針。
プロフィール
経歴
56期。初任地は大阪地裁。法務省人権擁護局への判検交流(2008〜2010年)を経験した後、長崎地家裁五島支部(離島勤務)、東京地裁商事部(民事第8部)、福岡高裁宮崎支部、東京地裁知財部(民事第29部)と幅広い分野を歴任。2023年4月から山口地家裁岩国支部長を務めている。商事・知財という専門性の高い部門での経験が特徴的なキャリアである。
過去の注目判決
訪問介護事業者が感染対策を理由にサービスを中止した事案。小川裁判長は事業者の対応を「債務不履行又は不法行為に該当」と判示した。
解説
山口地裁岩国支部は、山口県東部の岩国市に所在する支部で、裁判官3名体制の小規模な支部である。支部長は民事・刑事の双方を担当し、管轄区域内で起きた重要事件の裁判長を務める。
上関原発建設計画は1982年に浮上して以来、40年以上にわたり地元を二分してきた問題である。中国電力は2008年に公有水面埋立免許を取得し、これに基づく占有権を根拠にボーリング調査の妨害予防を請求した。被告の島民の会は、工事が長期間中断し見通しが立っていない状況での請求は権利の濫用だと反論したが、小川裁判長は中国電力の権利を認め、全面勝訴の判決を下した。
小川裁判官は東京地裁の商事部・知財部で計6年間の経験があり、企業の権利関係に関する専門的な判断力を培ってきた。今回の訴訟は公有水面埋立免許という行政法上の権利に基づく民事上の妨害予防請求という、複合的な法律問題を含む事案であった。
島民の会は広島高裁に控訴する意向を示しており、今後の上級審の判断が注目される。
出典・参考
- tysテレビ山口 — 判決の報道(2026年3月5日)
- 新日本法規WEBサイト — 小川暁裁判官の異動履歴・担当事件一覧
- 弁護士山中理司のブログ — 小川暁裁判官(56期)の経歴(生年月日・任官日・定年退官日等)
- 裁判官マップ — 小川暁 — 現職・所属情報
※ この記事はAIが公開情報をもとに自動生成したものです。内容の正確性には十分注意していますが、誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は出典元をご確認ください。