堺徹裁判官の担当裁判例
全60件の裁判例
2024年
法人税更正処分等取消請求事件
再保険契約の収入保険料が非関連者基準を満たすかにつき、元受保険の優先受益者が関連者であり実質的に関連者の資産の経済的不利益を担保するとして合算課税の適用を肯定
逮捕状発付の裁判に対する特別抗告事件
逮捕に関する裁判を準抗告の対象から除外した刑訴法の趣旨は特別抗告にも及び、逮捕状発付に対する特別抗告は不適法であるとした決定
損害賠償請求事件
旧統一教会への1億円超の献金につき、高齢信者に作成させた不起訴合意は公序良俗に反し無効とし、献金勧誘の違法性判断の総合考慮枠組みを最高裁として初めて提示
閲覧等制限の申立て事件
訴訟記録の閲覧等制限の申立てにつき、記載部分が不正競争防止法上の営業秘密の有用性を欠くことが明らかであり疎明不十分として却下した事例
退職慰労金等請求事件
退任取締役の退職慰労金を内規基準額から約85%減額した取締役会決議につき、在任中の損害が特別背任罪の疑いも指摘される程度に悪質であったこと等から裁量権の逸脱・濫用はないとした事例
療養補償給付支給処分(不支給決定の変更決定)の取消、休業補償給付支給処分の取消請求事件
労災保険のメリット制における特定事業の事業主は、自社労働者に対する労災支給処分の取消訴訟につき原告適格を有しないとした最高裁判決
国家賠償請求事件
旧優生保護法に基づく不妊手術についての国賠請求につき、除斥期間経過後も信義則・権利濫用法理により請求権の消滅を否定した大法廷判決
国家賠償請求事件
旧優生保護法に基づく不妊手術の国賠請求で除斥期間の主張が信義則違反・権利濫用に当たるとして原判決を破棄差戻しした大法廷判決
国家賠償請求事件
旧優生保護法に基づく強制不妊手術につき、除斥期間経過後も国の同期間の主張は信義則に反し権利濫用として許されないとした最高裁大法廷判決
損害賠償請求事件
旧優生保護法に基づく強制不妊手術につき同法の違憲性を認め、平成元年判例を変更して除斥期間の主張に信義則違反・権利濫用の法理の適用を認めた大法廷判決
国家賠償請求事件
旧優生保護法の不妊手術規定を憲法13条・14条1項違反と判示し、除斥期間の主張を信義則違反・権利濫用として排斥した最高裁大法廷判決
懲戒処分等取消請求事件
飲酒運転により懲戒免職となった地方公共団体の課長職員に対する退職手当全部支給制限処分につき、27年余の勤続実績等を考慮しても裁量権の逸脱・濫用には当たらないとした事例
賃料減額等請求事件
地方住宅供給公社が賃貸する公社住宅の使用関係に借地借家法32条1項の賃料増減請求権の適用があることを最高裁として初めて明示した事例
窃盗、道路交通法違反、殺人被告事件
刑務所に戻るため歩行者2名をトラックではねて殺害した事案で、死刑の当否を検討しつつも計画の具体性等を考慮し無期懲役とした原判決を維持
道路交通法違反被告事件に係る略式命令に対する非常上告事件
指定最高速度と法定最高速度の取り違えにより反則行為を非反則行為として通告手続を経ずに公訴提起した誤りを非常上告により是正し公訴を棄却した事例
2023年
株式買取価格決定申立て却下決定に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件
吸収合併に反対する旨の議決権代理行使の委任状を消滅会社に返送したことが、会社法785条2項1号イの「反対する旨の通知」に該当するかが争われた最高裁決定
特別の寄与に関する処分申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件
遺言で相続分をゼロと指定された相続人は、遺留分侵害額請求権を行使しても特別寄与料を負担しないと判示した最高裁決定
情報不開示決定取消等請求事件
被収容者の診療情報を不開示とした処分につき、当時の裁判例・答申が同様の見解を採っていたことから国賠法上の違法を否定した最高裁判決
性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件
性同一性障害者の性別変更に生殖腺除去手術を要件とする特例法3条1項4号が、身体への侵襲を受けない自由を保障する憲法13条に違反するかが争われた大法廷決定
損害賠償請求事件
注文者から第三者への敷地無償譲渡につき、請負人の自主販売による債権回収の利益は主観的期待にすぎず不法行為は成立しないとした事例
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。