判例アンテナ
裁判所ウェブサイトに掲載された裁判例を自動取得し、一覧表示しています。
最終巡回: 2026年4月20日 09:39
2020年9月
談合
市発注工事の指名競争入札における談合事件で、一審無罪を破棄し、被告人の積極的受注意思と公正な価格を害する目的を認定して罰金100万円の有罪判決。
大麻取締法違反
警察官が約2年間大麻を使用し、同僚に合計約12グラムを有償譲渡した事案で、職責に反する強い非難に値するとしつつ懲戒免職等を考慮し執行猶予付き判決。
損害賠償請求控訴事件
夫婦同氏制を定める民法750条の合憲性が争われた国賠訴訟で、最高裁判例の枠組みに従い合憲と判断しつつ、選択的夫婦別氏制度の導入に向けた国会の真摯な議論を求める異例の付言。
損害賠償請求事件
石綿含有建材が使用された公共体育館で約15年間設備管理業務に従事し石綿肺・肺がんを発症して死亡した事案で、市の営造物管理の瑕疵と雇用主の安全配慮義務違反を認定。
傷害致死,傷害
母親が交際相手らと共謀し4歳及び2歳の実子に日常的暴行を加え長男を死亡させた傷害致死事件で、共謀の成立を認め懲役9年とした原判決を維持した事例
所得税法違反
ネットオークション事業者の無申告ほ脱事件で、虚偽の住民登録のみを所得秘匿工作と認定し、借名口座や偽名アカウントの使用についてはほ脱意図を否定した事例
建造物侵入,強盗傷人被告事件
元警備会社従業員が現金輸送中の警備員にスタンガンを使用して現金を強奪しようとした強盗傷人未遂事件で、周到な準備と犯行態様の悪質性を重視し懲役6年とした事例
名誉毀損
朝鮮学校跡地付近での演説における「朝鮮学校」との発言が特定の学校を指すと認定し、発言者に不利な解釈を避けるべきとの主張を退けて名誉毀損の成立を認めた事例
危険運転致傷(予備的訴因|過失運転致傷)
1型糖尿病の被告人が低血糖の前駆症状を自覚しながら血糖値を測定せず自動車を発進させた過失を認め、過失運転致傷罪の成立を肯定。
恐喝,恐喝未遂,強盗致傷被告事件
美人局グループの一員が共犯者の暴行を容認し制止しなかった行為につき強盗致傷罪の共同正犯の成立を認め、酌量減軽の上懲役3年6月。
保護責任者遺棄致死
5歳児に食事を与えず餓死させた保護責任者遺棄致死事件で、夫からの心理的DVの影響を認めつつも期待可能性の著しい減退を否定し懲役8年を維持。
損害賠償請求事件
廃棄物処理業者が事業系一般廃棄物を家庭系と虚偽申告し手数料差額を免れた行為につき不法行為を認定し、市職員の徴収懈怠は否定した住民訴訟。
首都圏建設アスベスト損害賠償請求東京訴訟(第2陣)事件
建設作業従事者の石綿被害につき国の安衛法上の規制権限不行使の違法を認め、建材メーカーに民法719条1項後段類推適用による共同不法行為責任を肯定。
消費税及び地方消費税更正処分等取消請求事件
転売目的で取得した賃貸中マンションの仕入税額控除につき、賃料収入が副産物的で売上比率も僅少であることから課税対応課税仕入れへの区分が相当と判断し、更正処分を取消した事例。
殺人未遂被告事件
統合失調症の作為体験の影響下で行われた可能性が否定できない殺人未遂事件につき、精神鑑定を基本的に尊重し心神喪失の合理的疑いがあるとして無罪を言い渡した事例。
2020年8月
公職選挙法違反被告事件
参院選の車上運動員に法定上限の2倍の報酬を支払った選挙運動者について、共同正犯の成立を認め懲役1年6月執行猶予5年とした原判決を維持した事例。
首都圏建設アスベスト損害賠償神奈川訴訟(第2陣)控訴事件
建築作業従事者の石綿ばく露について、国の規制権限不行使の違法を一人親方等にも認め、建材メーカーの共同不法行為責任を市場シェアに基づき肯定した事例。
損害賠償請求事件
大学女子ソフトボール部の監督による部員へのセクハラ行為につき不法行為及び学校法人の使用者責任を認め、慰謝料70万円を含む約79万円を認容した事例。
特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律違反,有印私文書偽造・同行使
アイドル公演チケットの不正転売及び本人確認潜脱のための有印私文書偽造につき、チケット不正転売禁止法施行直後に懲役1年6月執行猶予・罰金30万円を科した事例。
石垣市平得大俣地域への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票実施義務付け等請求事件
自治基本条例に基づく住民投票の実施請求について、実施手続を規律する条例が存在しないことなどから処分性を否定し、義務付けの訴えを却下した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。