判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月16日 09:40
2026年4月14日 更新
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反、盗品等運搬、麻薬及び向精神薬取締法違反
匿名・流動型犯罪グループの指示により現金等を回収・運搬した被告人について、受渡し方法の著しい不自然さや専用連絡手段の供与等から犯罪収益等及び盗品等であることの未必的認識を認定し、故意を否定する弁解を排斥した事例
収賄
市環境部長が建設業者から公共下水道工事の早期施工促進等の職務上の便宜供与の謝礼として商品券計20万円を収受した収賄事件につき、懲役1年・執行猶予3年及び追徴20万円を言い渡した事例
2026年4月9日 更新
邸宅侵入、強盗致傷被告事件
強盗致傷事件において、犯人が遺留したニット帽から採取された微物のDNA型が被告人と全座位で一致したことを主たる根拠とし、顔貌鑑定による補強も併せて犯人性を認定し、懲役6年に処した事例
覚醒剤取締法違反被告事件
覚醒剤所持の共謀共同正犯において、天井裏の断熱材下方から発見された覚醒剤につき、被告人が白色紙袋から覚醒剤をこぼし落とした可能性及び当該覚醒剤の存在についての未必的認識のいずれも認められないとして無罪が言い渡された事例
再審請求事件
死刑が確定した強盗殺人等事件の第7次再審請求において、新証拠群は確定判決の現住建造物放火の認定を覆すに足りる明白性を有せず、捜査関係者の職務犯罪に関する確定判決に代わる証明等その他の再審事由も認められないとして、請求を棄却した事例
2026年4月7日 更新
殺人、道路運送車両法違反(変更後の訴因 道路運送車両法違反、自動車損害賠償保障法違反)、死体遺棄
被害者の暴行が契機となり衝動的にバールで殴打して殺害し、13年以上にわたり遺体をドラム缶に入れて隠匿した死体遺棄の悪質性等を総合考慮して懲役12年に処した事例
詐欺未遂、詐欺被告事件
安価に購入した古民家に多額の保険等を掛けて共犯者らが放火した事実を秘し保険金等を詐取又は請求した保険金詐欺及び同未遂の事案につき、犯行の悪質性・計画性と示談成立・従属的立場等を総合考慮して懲役3年執行猶予5年に処した事例
窃盗
銀行支店長代理が予備鍵等を悪用し貸金庫から合計約3億9000万円超を窃取した事案につき、余罪を実質上処罰する趣旨で考慮した訴訟手続の法令違反はなく、懲役9年とした第1審の量刑判断に不合理な誤りはないとして控訴を棄却した事例
2026年4月1日 更新
伊方原子力発電所運転差止請求事件
原子力発電所の運転差止めを求める民事訴訟において、地震・火山等に対する安全性につき新規制基準への適合性に重大な欠陥があるとは認められず、人格権が侵害される具体的危険の立証がないとして請求を棄却した事例。
地位確認等請求控訴事件
定年退職後に嘱託職員として再雇用された者の基本給及び賞与につき、正職員との相違が労働契約法20条の「不合理と認められるもの」に当たるか否かを、各賃金の性質・目的、労使交渉の経緯、高年齢雇用継続基本給付金等の受給状況を総合考慮して判断した事例。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反被告事件
架空の商品購入取引を装って犯罪収益を預金口座に振込入金する方法で犯罪収益等の取得原因を仮装したマネー・ロンダリングにつき、手口の巧妙性・悪質性を認めつつも、従属的関与、取得利益の少額性、前科前歴がないこと等を総合考慮して拘禁刑2年・罰金100万円・執行猶予4年に処した事例。
業務上過失致死傷
スキー場で実施された登山講習会中に発生した雪崩による業務上過失致死傷事件において、被告人3名の共同過失及び各個別過失を認めた上で、各被告人の役割・立場・関与の程度の差異を考慮し、主任講師の実刑は維持しつつ、他の2名については実刑を選択すべき領域に及ばないとして執行猶予付き禁錮刑に変更した事例。
妨害予防請求事件
公有水面埋立免許に基づく埋立権は所有権類似の性質を有し、埋立工事の施行を妨害する行為を排除・予防する権能を包含するとともに、埋立工事に先立って実施される地質調査への妨害行為についても同権利に基づく妨害予防請求の対象となる。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。