判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月17日 09:39
2021年1月
強盗殺人被告事件
干物店経営者ら2名を殺害して売上金を強取した強盗殺人事件の上告審で、殺害態様の残忍性や動機に酌量の余地がないこと等から死刑を是認した事例
不当利得返還請求事件
社債には原則として利息制限法1条の規定は適用されないと判示し、発行会社が自らの経営判断で募集事項を定める以上、同法の趣旨は直ちに当てはまらないとした最高裁判決
取立債権請求事件
土地売買の買主が売主の債務履行を求めるために要した弁護士報酬は、契約上の権利実現を図るものであり債務不履行に基づく損害賠償として請求できないとした最高裁判決
裁決取消等請求事件
地方公営企業の業務に関する訴訟の代表権は管理者にあり知事にはないとして、知事を代表者とする訴えを不適法と判断し、管理者の上級行政庁該当性も否定した最高裁判決
遺言無効確認請求本訴,死因贈与契約存在確認等請求反訴事件
自筆証書遺言の自書日と押印日が異なる場合でも、真実の成立日と相違する日付の記載のみをもって直ちに遺言が無効となるものではないとした最高裁判例
損害賠償等請求事件
仮差押えを受けた損害賠償請求権につき、仮差押え後の債務者と第三債務者間の示談は仮差押債権者を害する限度で対抗できないとした最高裁判例
2020年12月
再審開始決定に対する即時抗告の決定に対する特別抗告事件
袴田事件第2次再審請求の特別抗告審。最高裁はDNA型鑑定の証拠価値を否定しつつ、みそ漬け実験報告書に関する原審の審理不尽を認め、東京高裁に差し戻した
損害賠償請求事件
エフオーアイ粉飾決算事件で、主幹事証券会社が粉飾を指摘する匿名投書を受領しながら追加調査を怠った場合、金商法21条2項3号の免責の前提を欠くとして原判決を破棄差戻し
貸金返還請求事件
複数の貸金債務がある場合に充当指定なく弁済したときは、特段の事情がない限り全債務の承認として時効中断の効力を有すると判示した最高裁判例
殺人,窃盗,住居侵入,会社法違反被告事件
殺人犯人が嘱託殺人と偽って警察に申告した行為につき、真実の犯罪事実の申告とはいえず刑法42条1項の自首は成立しないと判示した最高裁決定
2020年11月
開示禁止処分等請求事件
公認会計士協会による上場会社監査事務所登録拒否決定の開示差止請求につき、監査手続の基準不適合事実の有無を十分検討しなかった原審を破棄差戻し
出席停止処分取消等請求事件
地方議会議員に対する出席停止の懲罰は議員の中核的活動を制約するものであり司法審査の対象となるとして、昭和35年大法廷判決を変更した判例
選挙無効請求事件
令和元年参院選における選挙区間の最大較差3.00倍について、投票価値の平等の要求に反する状態にあったとはいえないとして合憲と判断(反対意見あり)
選挙無効請求事件
令和元年参院選の選挙区間の最大較差3.00倍につき、平成30年改正による制度の見直しの過程にあることを考慮し合憲と判断(3裁判官の違憲反対意見あり)
2020年10月
選挙無効請求事件
参議院比例代表選挙における特定枠制度の合憲性が争われ、憲法に違反しないとして上告が棄却された事例
地位確認等請求事件
郵便事業会社の契約社員に対する年末年始勤務手当・扶養手当等の不支給は、労働契約法20条にいう不合理な相違に当たるとした最高裁判決
地位確認等請求事件
郵便事業会社の時給制契約社員に対する年末年始勤務手当の不支給及び病気休暇の無給扱いは、労働契約法20条にいう不合理な相違に当たるとした最高裁判決
未払時間外手当金等請求事件
郵便事業会社の時給制契約社員に夏期冬期休暇を与えないことは労働契約法20条にいう不合理な相違に当たり、休暇不付与による財産的損害の発生を認めた最高裁判決
損害賠償等請求事件
売店業務に従事する契約社員に対し退職金を支給しないことは労働契約法20条にいう不合理な相違に当たらないとされた事例
地位確認等請求事件
アルバイト職員に対し賞与を支給しないことは労働契約法20条にいう不合理な相違に当たらないとされた事例
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。