判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月21日 09:43
2021年1月
発信者情報開示請求事件
ビットトレントを使用した漫画の無断共有につき、ファイル保存により自動的に不特定者へ送信可能となることから公衆送信権侵害を認め発信者情報開示を命じた事例
廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反,建造物等失火被告事件
廃棄物焼却中の失火で隣家を全半焼させた事案につき、検察官が管轄違い確定後に別罪追起訴で地裁管轄を得た手法を不相当と批判しつつ公訴は有効とし罰金80万円を言い渡した事例
課徴金納付命令処分取消請求事件
インサイダー取引規制における業務提携の決定時期につき、デンソーとの打合せが通常の営業活動にとどまる段階では重要事実の決定に当たらないとして課徴金納付命令を取り消した事例
名称使用差止請求控訴事件
長唄囃子望月流の宗家家元の周知営業表示である「望月」の名称につき、家元から名取名の認許を受けていない者の使用は不正競争に該当するとして差止めを認めた事例
死体損壊,死体遺棄,殺人
母親の異常な干渉・束縛から逃れるため殺害に及んだ事案につき、殺害態様と動機形成経緯を適切に評価し原審の懲役15年を破棄して懲役10年とした事例
損害賠償請求控訴事件
原発事故による自主的避難等対象区域の住民の精神的損害につき、中間指針等の賠償基準に拘束されず一人当たり慰謝料30万円を認容した事例
審決取消請求事件
商標の不使用取消審判につき、商標権者と夫婦関係にある会社代表者が運営する会社への黙示の通常使用権許諾を客観的事実から推認し審決を維持した事例
審決取消請求事件
「滋賀新聞」商標の不使用取消審判につき、休刊中のウェブサイト掲載は広告に当たらず、第16類「新聞」は紙媒体を意味し電子版を含まないとして取消審決を維持した事例
審決取消請求事件
特許出願(熱硬化性コーティング方法)につき、引用発明のエポキシ樹脂が架橋結合しているとの周知事項を認定し、相違点は実質的な相違点ではないとして進歩性欠如を肯定した審決を維持
不当利得返還請求事件
社債には原則として利息制限法1条の規定は適用されないと判示し、発行会社が自らの経営判断で募集事項を定める以上、同法の趣旨は直ちに当てはまらないとした最高裁判決
業務上横領
学校法人理事長が経営権取得資金の返済のため法人所有の高校敷地売却代金21億円を横領した業務上横領事件で、計画性・巧妙さを重視し懲役5年6月を言い渡した事例
審決取消請求事件
ロータリ作業機の特許につき、引用文献の補助側板は泥土飛散防止が目的であり溝埋戻しの技術思想とは対極であるとして阻害事由を認め、進歩性を肯定した審決を維持
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件
RFIDによる携帯電話の本人認証に関する特許侵害訴訟で、被告製品の画面ロック解除は被保護情報へのアクセス制御とは技術的意義が異なるとして構成要件充足性を否定
(事件名なし)
私立高校生のいじめ自殺事件で、担任が自殺未遂の端緒を把握しながら組織的対応を怠った安全配慮義務違反を認定し、学校法人に損害賠償を命じた事例
取立債権請求事件
土地売買の買主が売主の債務履行を求めるために要した弁護士報酬は、契約上の権利実現を図るものであり債務不履行に基づく損害賠償として請求できないとした最高裁判決
裁決取消等請求事件
地方公営企業の業務に関する訴訟の代表権は管理者にあり知事にはないとして、知事を代表者とする訴えを不適法と判断し、管理者の上級行政庁該当性も否定した最高裁判決
国籍確認等請求事件
国籍法11条1項の合憲性が争われた事案で、重国籍防止という立法目的と志望取得者に事前の選択機会がある点から手段の合理性を認め、憲法違反の主張を退けた判決
(事件名なし)
雑誌名「現代の理論」をめぐる商標権侵害等の訴訟で、原告編集委員会の当事者能力を否定し、商標権行使は公正な競業秩序に反する権利濫用に当たるとして請求を棄却
各損害賠償請求控訴事件
福島第一原発事故損害賠償訴訟で、長期評価の知見は規制権限行使を義務付ける合理性を欠くとして国の責任を否定し、東電の原賠法上の無過失責任のみ認めた控訴審判決
(事件名なし)
著名建築家の事業承継に伴うライセンス契約の成立を否定し、承継会社による商標・名称使用は当事者間で当然に予定された黙示の合意に基づくとして請求を棄却
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。