塚田久美子裁判官の担当裁判例
全19件の裁判例
2026年
商標権侵害による損害賠償(不当利得返還)請求事件
複数の文字・図柄からなる結合商標において、各構成部分が不可分一体に結合していると認められる場合には、商標の一部のみを抽出して被告標章と類否を判断することは相当でなく、商標全体として類否を判断すべきとされた事例。
特許権に基づく差止等請求事件
γ-アミノ酪酸含量の高い茶の製造方法に関する特許発明の構成要件「嫌気処理した後、好気処理する操作を交互に繰り返した後」は各処理を最低2回以上繰り返すことを要すると解されるところ、被告方法は嫌気処理を1回行うのみで同要件を充足しないとして特許権侵害の成立を否定した事例。
商標権侵害による不法行為損害賠償請求事件
商標法13条の2に基づく金銭請求において、警告書の名宛人が事業主体でなく担当職員個人であり、かつ警告書に虚偽記載や出願の具体的内容の記載がない場合には、同条所定の警告の要件を満たさないとされた事例。
意匠権侵害損害賠償請求事件
スライドファスナー用スライダーの意匠権侵害に基づく損害賠償請求において、国外での製造・販売行為には属地主義の原則上日本の意匠権の効力が及ばず、また国外行為の結果が国内の侵害行為に結び付くのみでは不法行為責任を認めることができないとされた事例。
2025年
損害賠償請求事件、損害賠償請求反訴事件
元取締役が設立した会社による取引先奪取につき、取引情報の秘密管理性を否定して営業秘密侵害を認めず、違法な仮差押えの弁護士費用全額を認容
特許権侵害差止等請求事件
農業用ラップネットの特許について、セルロース系繊維への素材置換は先行文献から容易に想到し得るとして進歩性を否定し、特許権侵害の請求を棄却。
著作権侵害不存在確認請求事件
日本画家が日本美術院同人に対し著作権侵害不存在の確認を求めた訴えにつき、被告が損害賠償請求権を行使する意思がないことが明らかであるとして即時確定の利益を欠くとし訴えを却下した事例
商標権侵害行為差止等請求事件
フランチャイズ契約解除後も商標を使用し続けた元加盟者に対し、ロイヤルティの過少申告等による信頼関係破壊を認定し、商標使用差止めと約3億4800万円の損害賠償を命じた事例。
発信者情報開示請求事件
BitTorrentを利用したアダルト動画の著作権侵害につき、調査会社による調査結果の信用性を認め、プロバイダに対する発信者情報開示請求を全部認容。
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
BitTorrentによる動画の無断アップロードにつき、ピース単体の再生可能性は不要としてピースの送信が自動公衆送信に該当すると判断し、発信者情報の開示を命じた事例。
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
BitTorrentによる著作権侵害につき、トレントファイルの公開性から調査会社は公衆に当たるとし、ピースのアップロードを自動公衆送信と認定して発信者情報開示を認容した事例。
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
BitTorrentによるアダルト動画の各ピース転送が特定電気通信かつ公衆送信権侵害に当たるとして発信者情報開示命令を認可した事例
2024年
特許使用料請求事件
共有特許権につき共有者の同意なく通常実施権を許諾した契約は債務不履行に当たり、催告解除により実施許諾料の請求が認められないとした事例
意匠権侵害差止等請求事件
軟質樹脂製収納容器の意匠権侵害を認め、販売価格差や企業規模等を覆滅事由として寄与割合2割とした上で約944万円の損害賠償を認容。
発信者情報開示請求事件
BitTorrentによるアダルト動画の無断送信につき、調査結果の信用性を認め公衆送信権侵害を肯定して発信者情報の開示を命じた判決
損害賠償等請求事件
宿泊施設の写真・紹介文章の著作物性を肯定し、集客サービス契約解約後の無断掲載継続について著作権侵害を認め、月額利用料を基礎に損害額を算定した事例
発信者情報開示請求事件
BitTorrentによるアダルト動画の公衆送信権侵害を理由とする発信者情報開示請求で、調査会社の取得したIPアドレス等の信用性を認め全部認容した事例
2022年
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。