島田美喜子裁判官の担当裁判例
全44件の裁判例
2026年
債務不存在確認等請求事件
寺院住職が出版した書籍についてSNS上の五行歌様短文作品の著作権侵害を指摘する告知行為が、原告作品は被告作品の翻案に当たり告知内容が虚偽とはいえないこと等から、不正競争防止法2条1項21号の虚偽事実の告知に該当しないとされた事例
不当利得返還等請求事件
フランチャイズ契約終了後に加盟者が本部の生徒管理システムを権原なく継続使用した場合において、使用料相当額の不当利得返還義務が認められる一方、代表取締役の会社法429条1項に基づく責任は否定された事例。
損害賠償請求事件
裁判所は、被告が本件イラストをフリー素材と誤信して掲載行為に及んだと認めつつも、イラストの内容等からフリー素材と即断せず著作権の帰属等を調査・確認すべき注意義務を怠ったとして、過失による不法行為の成立を認めた。損害額については、著作権法11
特許権侵害差止等請求事件
裁判所は原告の請求をいずれも棄却した。被告製品は、両当事者間で充足が争われた構成要件(C-1、D-1、I-1等)を充足しないと判断された。具体的には、被告製品はボイラーへの給水を複数回に分けて行い、かつコーヒー淹れ方行程完了後にボイラー内に
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
利用規約への同意及びbot検証の通過のみで誰でも無償閲覧できるウェブ上のデータは、不正競争防止法2条7項の「特定の者に提供する」限定提供データに該当しないとされた事例
損害賠償等請求事件
訪問看護事業所の電子カルテシステムに記録された利用者の保険情報及び訪問看護記録書の営業秘密該当性を認め、退職者による不正取得・開示につき差止め及び廃棄を認容した事例
実用新案権侵害差止等請求事件
座面を有しない座いすに関する実用新案権の侵害訴訟において、背もたれ部から後方に延びる部材が「底面部」の構成要件を充足するとし、進歩性欠如の無効主張を排斥して差止め及び損害賠償を認容した事例
損害賠償請求事件
地下水浸透流解析プログラムの著作権帰属が争われ、原告プログラムのソースコードの具体的特定がないとして著作者性が否定された事例
2025年
損害賠償請求事件
タクシー配車アプリの特許侵害訴訟で、特許の「タクシー情報」は個々の車両を指すと解釈し、会社単位の選択しかできない被告製品は構成要件を充足せず均等侵害も否定して請求を棄却。
著作権侵害差止等請求事件
元従業員が業務時間外に作成したVBAプログラムにつき職務著作として著作権は会社に帰属すると判断し、未払残業代は一部のみ認容
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え事件
ビットトレントによる著作権侵害を理由とする発信者情報開示命令につき、ISPの異議を退け開示を認容した事例
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議事件
BitTorrentによるアダルトビデオの著作権侵害につき、ピア間通信の特定電気通信該当性や調査システムの信頼性を認め、プロバイダに対する発信者情報開示命令を認可した決定。
出版権等確認請求事件
宗教哲学書の著作権帰属確認訴訟で、被告が著作権の自己帰属を主張していないため確認の利益を欠くとして訴えを却下した事例
特許権侵害差止請求事件
LTE標準必須特許に基づくスマートフォン販売差止請求について、被告側がFRAND条件のライセンスを受ける意思を有していたと認め権利濫用として請求を棄却した事例
損害賠償請求事件
ホテル予約サイト上にイラストを無断掲載された著作権侵害につき、業務委託先支配人の行為に使用者責任を認めつつ、閲覧可能性の低下を考慮し損害額を19万8000円に限定した
不正競争行為差止等請求事件
請求をいずれも棄却した。営業秘密該当性については、原告が社内サーバで情報を管理し就業規則に秘密保持条項を設けていたものの、データにパスワードが付されず「部外秘」等の表示もなく、業務上必要性のない従業員もアクセス可能であったこと等から、秘密管
著作権確認等請求事件
医師が勤務先で作成した画像診断論文の著作物性を認めつつ、フローチャート・画面レイアウト及び外注システムの著作物性を否定し、論文の著作権確認のみ認容した事例。
損害賠償等請求事件
退職後の競業禁止規定を全事業所から半径2キロと広範に過ぎ公序良俗違反で無効としつつ、在職中の競業行為による損害を約1万7000円に限定した事例
意匠権等侵害差止請求事件
土留め用植生土嚢の意匠権侵害につき「草」の形状の相違から類似性を否定し、特許権の均等侵害も本質的部分の相違等を理由に否定。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。