判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月19日 09:39
2024年12月
損害賠償請求事件
陣痛促進剤投与下の分娩管理において、胎児心拍異常波形の継続にもかかわらず緊急帝王切開を怠った過失を認め、重度脳性麻痺の児らに約1億9878万円の賠償を認容。
殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件
友人関係の被害者をフルーツナイフで顔面・臀部を刺した殺人未遂事件で、未必の殺意を認定し、同種前科7犯の累犯者に懲役8年6月を言い渡した事案。
臓器の移植に関する法律違反
無許可で海外渡航腎臓・肝臓移植をあっせんした行為につき、臓器移植法の許可制は国外移植に係るあっせんにも適用されると判示し、懲役8月の実刑を維持。
臓器の移植に関する法律違反被告事件
1 臓器の移植に関する法律12条1項にいう「あっせん」の意義 2 業として移植術に使用されるための臓器を提供すること又はその提供を受けることのあっせんをしようとする者の、国外における移植術に関するあっせん行為の一部又は全部が国内で行われた場合において、臓器の移植に関する法律12条1項を適用することの可否
障害年金不支給決定取消等請求事件
1 幼少期から脳性麻痺による歩容異常が認められ、成人後に腰椎分離すべり症による手術を受けた者がした国民年金法30条の3第1項及び厚生年金保険法47条の3第1項に基づく障害給付の裁定請求に関し、基準傷病以外の傷病により障害等級2級未満の障害の状態にあるものが、基準傷病に係る障害認定日以後、初めて、基準傷病による障害と他の障害とを併合して障害等級2級に該当する程度の障害の状態に至ったとされた事例 2 訴訟において裁定請求時に特定されていた初診日と異なる日を初診日として主張することが妨げられないとした事例
死体遺棄
自宅で出産し死亡した嬰児2体を約7〜10年間放置した事案で、不作為による死体遺棄罪の成立を認め、公訴時効の完成を否定した上で懲役2年執行猶予4年を言い渡した。
国家賠償請求控訴事件
集団的自衛権行使容認の閣議決定及び平和安全法制の立法行為による平和的生存権等の侵害を主張する国賠請求につき、いずれも具体的権利性を否定して棄却。
過労自死損害賠償請求事件
若手警察官の過労自殺につき、当直を含む月149~185時間の時間外労働による業務起因性を認め、素因減額を排斥して地方公共団体に約6100万円の国家賠償責任を認容した判決。
損害賠償請求事件
黙秘権行使中の被疑者から留置担当官が弁護人差入れの被疑者ノートを合理的理由なく15分以上持ち去った行為が、接見交通権及び黙秘権を違法に侵害するとして国家賠償を認容した判決。
入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反、公契約関係競売入札妨害被告事件
市職員が公共工事5件の設計金額を競合2社にLINE等で漏洩した官製談合事件で、業務負担軽減目的の動機に酌量の余地はないとして全被告人に執行猶予付き懲役刑を言い渡した判決。
障害年金不支給処分取消等請求事件
障害認定日における気分変調症及び社会不安障害による障害の状態が、障害等級2級に該当するとして、障害認定日における障害基礎年金を支給しない旨の処分が違法とされた事例
2024年11月
著作権侵害差止等請求事件、損害賠償請求反訴事件
RPGゲーム用シナリオの無断漫画化につき、メッセージのやり取りから許諾があったと認定し著作権侵害を否定、反訴の名誉毀損のみ一部認容した事例
著作権侵害差止請求控訴事件
学術論文に掲載された表の著作権が学会の投稿規定により採録決定時に学会へ移転したとして、元共同著作者の差止請求を棄却した事例
傷害致死
飲酒後の友人間のじゃれ合いから顔面殴打・転倒させ椎骨動脈損傷で死亡させた傷害致死事案で、偶発的事情の重なりを考慮し懲役3年執行猶予4年とした事例
建造物侵入、現住建造物等放火、窃盗
元従業員が深夜に宿泊客37名滞在のホテルに侵入し窃盗後に放火した事案で、多数の生命を危険にさらした犯情の重さから懲役6年とした事例
オンライン資格確認義務不存在確認等請求事件 ほか
オンライン資格確認の実施義務を課す療担規則改正が健康保険法の委任範囲内であり、保険医の職業活動の自由を侵害しないと判断した事例
損害賠償請求控訴事件
モールドコイル製造方法の特許侵害訴訟で、被告方法における磁性体粉末容積比の実測比較証拠がないとして構成要件充足を否定した事例
過失運転致死(変更後の訴因危険運転致死、予備的訴因過失運転致死)
一般道を時速約194kmで走行し右折車に衝突して死亡させた事案で、進行制御困難な高速度による危険運転致死罪の成立を認め懲役8年とした事例
女川原子力発電所運転差止請求控訴事件
原発UPZ内住民が避難計画の実効性欠如を理由に運転差止めを求めたが、放射性物質放出の具体的態様の特定がなく、計画の一応の合理性が認められるとして控訴棄却。
損害賠償請求控訴事件
乳児がベッドガードとマットの隙間に挟まり窒息死した事故で、製品本体に使用対象年齢の警告表示がなかった指示・警告上の欠陥を認め、5割の過失相殺を適用。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。