判例アンテナ
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最終巡回: 2026年4月22日 09:43
2020年1月
自衛隊出動差止等請求事件
安保法制に基づく防衛出動命令等の差止請求につき処分性を否定して却下し、平和的生存権・人格権・憲法改正決定権に基づく国家賠償請求も具体的権利性を否定して棄却した事例。
損害賠償請求事件
5胎妊娠に対する減胎手術後の人工妊娠中絶について、確立した医学的知見の乏しい特殊領域における医師の裁量を広く認め、穿刺手技・感染症管理・説明義務違反等の過失をいずれも否定した事例。
傷害致死被告事件
1歳児の急性硬膜下血腫死亡事案につき、SBS仮説の限界を踏まえて偶発事故の可能性を排除できないとし、間接事実からの暴行推認を否定して無罪判決を維持した事例。
市議会議員除名処分取消請求事件
住民は地方議会による議員除名処分の取消訴訟について原告適格を有しないと判断し、議会の自律権と選挙を通じた解決に委ねるべきとした事例。
損害賠償請求事件
保育所の園庭遊具による園児死亡事故で、園長・保育士個人の過失は否定しつつ、運営法人の組織としての安全確保義務違反による不法行為責任を認めた事例。
審決取消請求事件
外国商標権者が日本国内販売を認識しつつ第三者に商品を譲渡した場合、販売代理店契約等の形式的関係がなくとも商標権者による国内使用と評価できるとした事例。
審決取消請求事件
ラインパイプ用溶接鋼管の発明につき、引用発明と課題・解決手段が異なり数値限定の技術的意義も相違するとして進歩性を肯定し、拒絶審決を取り消した事例。
審決取消請求事件
椅子型マッサージ機の特許につき、引用発明の弧状枠部材は挟み込み機能を有さず周知技術適用の動機付けもないとして進歩性を肯定した無効審判不成立審決を維持した事例。
不当利得返還等請求事件
サブリースのメンテナンス契約移行につき、事前説明資料の明確性を重視してオーナーの錯誤・公序良俗違反主張を退け、不当利得返還請求を棄却した事例。
著作権侵害差止等請求事件
デザイン制作委託契約において、委託者による宣伝広告・販促目的での制作物利用につき黙示の利用許諾を認め、著作権侵害差止・報酬請求をいずれも棄却した事例。
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反,現住建造物等放火,傷害
暴力団排除標章制度に対する組織的報復として敢行された放火・殺人未遂等の共謀共同正犯について、共犯者供述の信用性を詳細に検討し組織的犯罪としての責任を認定した事例。
殺人,銃砲刀剣類所持等取締法違反
妄想性障害に基づく強固な妄想体系の影響下で近隣住人5名を殺害した事案につき、制御能力の著しい減退を認めて心神耗弱を認定し、死刑判決を破棄して無期懲役とした事例。
無免許過失運転致死(変更後の訴因|道路交通法違反,危険運転致死),道路交通法違反被告事件
高速道路を制限速度の3.5倍を超える約216km/hで走行しカーブで制御を失った運転行為について、「進行を制御することが困難な高速度」による危険運転致死罪の成立を認めた事例。
審決取消請求事件
美容器の進歩性判断において、発明の要旨認定に明細書から導かれる技術的意義を反映させ、引用発明との組合せ動機付けを欠くとして無効不成立審決を維持した事例。
児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反被告事件
実在児童を撮影した過去の写真を素材として作成したCGも児童ポルノに該当し、同法7条5項の製造罪の成立には製造時点で被撮影者が18歳未満であることを要しないとした事例。
損害賠償請求事件
宅地開発事業における地権者に対する開発業者・仲介業者の信義則上の説明義務(事業全容・譲渡所得課税・土地交換比率等)の有無が争われ、いずれの注意義務違反も否定した事例。
土地の使用許可申請不許可処分取消等請求控訴事件
河川区域内の工作物を居所とする者による選挙人名簿登録地位等の確認訴訟につき、住所要件と住民票記録を前提とする公職選挙法21条1項の合憲性を維持し、立法不作為の国賠違法も否定した事例。
公文書部分公開決定処分取消請求事件
大震災で広く報道された事故の救急搬送情報について、公知の被害者情報と照合した識別可能性を認め、収容病院欄の利益侵害情報該当性も肯定して個人情報該当性の判断枠組みを示した事例。
各損害賠償等請求控訴事件
横田基地第9次訴訟控訴審判決。自衛隊機・米軍機の差止請求および将来請求を不適法として却下しつつ、過去分の損害賠償について受忍限度を超える違法状態を認めて慰謝料を加算した事例。
殺人
殺人事件において、現場遺留品や被害者血液付着自転車等の間接事実を総合しても、各事実の推認力が限定的である以上、合理的な疑いを超えて被告人の犯人性を認定することはできないとして無罪とした原判決を維持した事例。
判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。