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判例アンテナ

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最終巡回: 2026年4月22日 09:43

2019年7月

知財平成29ワ13797

特許権侵害差止請求事件

東京地方裁判所2019年7月31日

数値限定発明のサポート要件について、実施例・比較例で効果が検証された範囲外について技術常識による補完が必要とした事例。

下級裁平成27行ウ325

納入告知処分取消請求事件

大阪地方裁判所2019年7月31日

高架道路の直下に一体として建設されたビルの区分所有者に約40年ぶりに固定資産税相当額の道路占用料を課した納入告知について、分担金の占用料前払的性格や免除継続の経緯を考慮せず裁量権を逸脱したものとして取り消した事例。

下級裁平成23お6棄却

再審請求事件

東京高等裁判所2019年7月31日

三鷹事件の再審請求について、車両各部の損傷状況や目撃供述の信用性等に関する新証拠は確定判決の事実認定に合理的疑いを抱かせる「明らかな証拠」に当たらないとして請求を棄却した事例。

下級裁平成28ワ3483

損害賠償請求事件

名古屋地方裁判所2019年7月30日

難民不認定の異議棄却決定告知時に取消訴訟提起の意思を示した外国人を強制送還した事案で、送還自体は適法としつつ、送還後も弁護士を通じ訴訟が可能であるかのような誤った教示は国賠法上違法とした事例。

下級裁平成30わ188

殺人,殺人未遂,銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件

広島地方裁判所2019年7月30日

統合失調症と中等度知的障害を有する被告人による通り魔的殺傷事件について、犯行時に幻聴等の影響はなく完全責任能力を認めたうえで、同種事案の量刑傾向を踏まえて懲役27年を言い渡した事例。

知財平成29ワ41474

特許権に基づく損害賠償請求事件

東京地方裁判所2019年7月30日

タンパク質抽出混合液に関する特許発明の技術的範囲について、明細書の記載と出願経過を踏まえ、含有される界面活性剤が除去工程を不要にする限度にとどまるものに限定的に解釈し、特許権侵害を否定した事例。

下級裁平成30う421

A公契約関係競売入札妨害,贈賄,B入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反,公契約関係競売入札妨害(変更後の訴因|入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反,公契約関係競売入札妨害,高度専門医療に関する研究等を行う国立研究開発法人に関する法律違反)

大阪高等裁判所2019年7月30日

独立行政法人の情報システム運用保守業務入札における官製談合・贈賄事案で、非公開体制表の漏洩や特定業者有利の仕様書条項の設定を公契約関係競売入札妨害罪に該当すると認めつつ、長年の一社応札を打破した側面等を考慮して公務員側の量刑を減軽した事例。

知財平成31行ケ10002

審決取消請求事件

知的財産高等裁判所2019年7月30日

特許補正で明細書に追加した「テコ作用」の記載は、当初明細書・図面から導かれる技術的事項の範囲外であり、新規事項追加に当たるとして拒絶審決を維持した事例。

知財平成31ワ8400

発信者情報開示請求事件

東京地方裁判所2019年7月30日

講演会写真を無断で切り取り掲示板に投稿した匿名者につき、職務著作として著作者が法人と認められ、引用の要件も満たさないとして発信者情報開示を認めた事例。

知財平成30行ケ10160

審決取消請求事件

知的財産高等裁判所2019年7月30日

美容器特許について、主引用例の芯材は電気絶縁機能等を兼ねており除去は容易でなく、副引用例との技術分野も異なるとして、進歩性を肯定した無効不成立審決を維持した事例。

下級裁平成29ワ1057

賃料増額等請求事件

名古屋地方裁判所2019年7月26日

サブリース契約の賃料増額請求につき、減額合意時に近隣賃料相場も考慮されていたと認め、各鑑定額が約定賃料を下回る以上、借地借家法32条1項の不相当性はないとして請求を棄却した事例。

下級裁平成31う75破棄自判

廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反被告事件

広島高等裁判所2019年7月25日

自宅敷地で伐採した雑木の野外焼却につき、廃棄物該当性と焼却禁止除外事由の非該当を認めつつも、悪質性は低いとして懲役併科の原判決を破棄し罰金刑のみを選択した事例。

知財平成31ネ500棄却

損害賠償請求控訴事件

大阪高等裁判所2019年7月25日

販売宣伝用チラシの著作物性を否定し、提携解消後の競業者間では特段の合意がない限り信義則上の競業避止義務を負わないとして、営業上の利益侵害も引抜きも認めなかった事例。

行政平成30行コ301

不当利得返還請求控訴事件

東京高等裁判所2019年7月24日

東日本大震災の被害判定が再調査で覆された事案で、授益的処分の職権取消しは公共の福祉上著しく不当な場合に限られるとして支援金支給決定の取消処分を違法・無効とした事例。

高裁平成31う639棄却

業務上過失致死(変更後の訴因業務上過失致死,鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律違反,銃砲刀剣類所持等取締法違反,火薬類取締法違反)被告事件

東京高等裁判所2019年7月24日

有害鳥獣駆除従事者が住居集合地域で散弾銃を発射し死亡事故を発生させた事案につき、火薬類取締法25条1項ただし書の「鳥獣の捕獲若しくは駆除」は鳥獣保護管理法に従った適法な捕獲・駆除に限られると判示。

知財平成31ネ10013

職務発明対価請求控訴事件

知的財産高等裁判所2019年7月24日

職務発明の相当対価算定における独占の利益は、原則として公知の従来技術に付加された構成によりもたらされるものを対比対象とすべきであり、実用化例がなくとも工業的適用が不可能とまでいえない公知技術は対比対象となり得る。

知財平成31ネ10005

特許権侵害行為差止請求控訴事件

知的財産高等裁判所2019年7月24日

機械構造特許における「係合部」の文言について、同部が揺動部材と一体でなければならないとする限定解釈を否定し、別部品として構成する被告製品も構成要件を文言上充足すると判断。

判例データの一部は、国立情報学研究所(NII)が提供する CaseLaw LOD(CC BY 4.0)を利用しています。

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